カリブ諸島の手がかり (河出文庫)

カリブ諸島の手がかり (河出文庫)

名作(迷作?)とウワサされる1929年刊行の本。
短編集で、最後の話のラスト数行が
衝撃的ということでしたが
さすがに今読むとそれほどでもなかったか。
今年38冊目/3点(5点満点)
ダブル・プロット (講談社文庫)

ダブル・プロット (講談社文庫)

既刊の短編集に未発表の短編3本を加え再編集したもの。
ですが、もうすっかり忘れているので
どれも新鮮な気持ちで読めました。
解説にも書いてありますが
風俗や機械は古くなっていますが
(なにしろ初出は30年近く前の作品ばかり)
会話は全然古びていなくてスマートです。
あらためて岡嶋二人のうまさを感じました。
今年39冊目/3.5点