瀬尾まいこ「僕の明日を照らして」

僕の明日を照らして

僕の明日を照らして

中学2年の隼太に新しい父が出来る。
優ちゃんと一緒の夜は恐くない、はずだったが。
キレて自分を殴る父を、
それでも失いたくない隼太が逞しく成長する姿を描く。

物語冒頭から、ショッキングなシーンで始まる
いわゆる「児童虐待」の話ではあるんですが
そこは作者の瀬尾さん、救いと希望を持たせてくれます。
最後にはほんのりあったかい展開に…。
今年45冊目/3.5点(5点満点)