道尾秀介「光媒の花」

光媒の花

光媒の花

もう、駄目だと思った。
それでも世界は、続いていた―
少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、
少年はたった一つの思い出にしがみつく。
一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…
渾身の連作群像劇。

感想が難しいなぁ。
暗いテーマの中に、希望の光が見え隠れする6編。
悪くないし、うまいとは思うんだけど
やっぱりエンタメ系の方が好みだなぁ。
今年42冊目/3点(5点満点)