米澤穂信「追想五断章」

追想五断章

追想五断章

古書店アルバイトの芳光は、
依頼を受け5つのリドルストーリーを探し始める。
実はその著者は生前「アントワープの銃声」事件の
被疑者だったことが明らかになり……。
著者新境地の本格ミステリ

とっても地味で渋い作品。
5つのリドルストーリーとそれに秘められた趣向は
非常によく考えられていて面白いものの
なぜ、その話が書かれたかの動機に関しては
イマイチ納得いかずでした。
今年39冊目/3点(5点満点)