アンソロジー「蝦蟇倉市事件1」

海と山に囲まれた、風光明媚な街、蝦蟇倉。
この街ではなぜか年間平均15件もの不可能犯罪が起こるという。
自殺の名所に、怪しげな新興宗教や謎の相談屋。
不可能犯罪専門の刑事に、とんでもない市長
そして無価値な置物を要求する脅迫者――。
様々な不可思議に包まれた街・蝦蟇倉へようこそ!
今注目の作家たちが、全員で作り上げた架空の街を舞台に描く
超豪華競作アンソロジー第1弾。

道尾秀介「弓投げの崖を見てはいけない」
伊坂幸太郎「浜田青年ホントスカ」
大山誠一郎「不可能犯罪係自身の事件」
福田栄一「大黒天」
伯方雪日「Gカップ・フェイント」
というなかなか面白そうなメンバーなのに
思ったほど面白くなかったか。
そんな中でもやはり道尾さんはキラリと輝いてました。
続編「2」はどうしようかなぁ。
今年27冊目/3点(5点満点)