湊かなえ「Nのために」

Nのために

Nのために

「N」と出会う時、悲劇は起こる―。
大学一年生の秋、杉下希美は運命的な出会いをする。
台風による床上浸水がきっかけで、
同じアパートの安藤望・西崎真人と親しくなったのだ。
努力家の安藤と、小説家志望の西崎。
それぞれにトラウマと屈折があり、夢を抱く三人は、
やがてある計画に手を染めた。すべては「N」のために―。
タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件。
そして、その真実をモノローグ形式で抒情的に解き明かす、
著者渾身の連作長編。
『告白』『少女』『贖罪』に続く、新たなるステージ。

いつもの毒のある雰囲気ながら
ちょっと構成に凝りすぎたため
わかりにくく、読みにくくなってないか?
わたしのアタマが悪いだけ?
最初の方にあるミスディレクション
なんのためにあるのかわからないし…。
今年19冊目/2.5点(5点満点)