長岡弘樹「陽だまりの偽り」
- 作者: 長岡弘樹
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/08/07
- メディア: 文庫
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息子の嫁から預かった現金を落としてしまったが、
どこで落としたのかも覚えていない。
ボケ老人のレッテルを貼られることを恐れ、
郁造はある行為に踏み切る。
果たして、その先に待ち受けていたものは…。
5つの心模様を端正に描いたミステリー短編集。
小説推理新人賞作家、注目のデビュー作。
*
非常によくできた作品ですが
わたしには、やや強引に感じられるところがありました。
なので、二作目の「傍聞き」の方が好み。
このデビュー作は2005年の作品で、
もう文庫にもなっているのに
まだまだ注目されてませんねえ。
そろそろ長編が読みたいです。
今年13冊目/3.5点(5点満点)