初野晴「退出ゲーム」
- 作者: 初野晴
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/10/30
- メディア: 単行本
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上条ハルタ、チカの幼なじみで同じく吹奏楽部のホルン奏者、
完璧な外見と明晰な頭脳の持ち主。
音楽教師・草壁信二郎先生の指導のもと、
廃部の危機を回避すべく日々練習に励むチカとハルタだったが、
変わり者の先輩や同級生のせいで、
校内の難事件に次々と遭遇するはめに―。
化学部から盗まれた劇薬の行方を追う「結晶泥棒」、
六面全部が白いルービックキューブの謎に迫る「クロスキューブ」、
演劇部と吹奏学部の即興劇対決「退出ゲーム」など、
高校生ならではの謎と解決が冴える、爽やかな青春ミステリの決定版。
*
注目の若手作家、初野さんの評判作。
わたしは昨年「トワイライト・ミュージアム」を読んでいて
これが二作目になります。
この作品は学園内の謎がウリだと思うんだけど
いまいちピンとこなかったかな。
それよりもキャラがなかなか良かった印象です。
続編「初恋ソムリエ」も読みたくなりました。
今年10冊目/3点(5点満点)