重松清「再会」

再会

再会

子供の頃、勇気はみんなから称えられ、努力は必ず報われた。
だけど、大人になった今は?
初恋の少女、好きだったマンガの登場人物、
いつも笑わせてくれた酔っ払いのおじさん……
なつかしい人との再会は、あの頃の自分と出会うこと。
こんなはずじゃなかった日々を
必死で生きる人たちだけが手にする、
ささやかな希望を描く感動作。

この本の紹介キャッチに
「頑張っていない人なんて、誰もいない。
でも、どうにもならないことはある―。」とあるが
ホント、そうなんだよね〜。
今年107冊目/3点(5点満点)