貫井徳郎「後悔と真実の色」

後悔と真実の色

後悔と真実の色

若い女性を襲い、死体から人指し指を切り取る
連続殺人魔「指蒐集家」が社会を震撼させている。
警察は、ネットでの殺人予告
殺害の実況中継など犯人の不気味なパフォーマンスに翻弄され
足がかりさえ見えない。
その状況下、捜査一課のエース、西條輝司は
ある出来事を機に窮地に立たされていた―。
これは罠なのか?被害者たちにつながりはあるのか?
犯人の狙いは何か?
緻密な構成で不器用に生きる男たちを活写する傑作長編。

この本もまた「面白い」との評判を聞いていたんですが
なんだかちょっとリアリティーが感じられず。
ドキドキするような緊迫感もなかったような気がします。
同じ貫井さんでも「乱反射」の方は面白かったのになぁ。
今年100冊目/3点(5点満点)