重松清「かあちゃん」

かあちゃん

かあちゃん

「お母ちゃんな……笑い方、忘れてしもうた」
親友をいじめた。
誰からも助けてもらえなかったあいつは
自殺を図り、学校を去った。
残された僕たちは、それぞれの罪を背負い、罰を受けて
1人の年老いた「かあちゃん」に出会った――。
母が子どもに教えてくれたこと
子どもが母に伝えたかったことを描く、感動の最新長編!

書きたいことはいっぱいあるのに
どう書いても、この本の良さを伝えきれない感じ。
もう読んでもらうしかありません。
それにしても、職人芸とも言えそうな重松っちゃんの
ストーリー展開、ちりばめられた名言、巧みな構成には
いつものことながら感心させられます。
今年64冊目/4点(5点満点)