湊かなえ「贖罪」

贖罪 (ミステリ・フロンティア)

贖罪 (ミステリ・フロンティア)

取り柄と言えるのはきれいな空気、
夕方六時には「グリーンスリーブス」のメロディ。
そんな穏やかな田舎町で起きた、惨たらしい美少女殺害事件。
犯人と目される男の顔をどうしても思い出せない
4人の少女たちに投げつけられた激情の言葉が、
彼女たちの運命を大きく狂わせることになる──
衝撃のベストセラー『告白』の著者が、
悲劇の連鎖の中で「罪」と「贖罪」の意味を問う、
迫真の連作ミステリ。本屋大賞受賞後第1作。

う〜ん、「告白」と構成が似すぎている印象。
毒のあるストーリーは前作同様だが
「告白」ほど面白くなかったか。
今年59冊目/2.5点(5点満点)