直木賞の季節

satkubota2009-07-02

7月になると発表されるのが
芥川賞直木賞の候補作(上半期分)。
芥川賞は関心ないので直木賞の候補のみ以下に。

北村 薫「鷺と雪」(文藝春秋
西川美和「きのうの神さま」(ポプラ社
貫井徳郎「乱反射」(朝日新聞出版)
葉室 麟「秋月記」(角川書店
万城目学プリンセス・トヨトミ」(文藝春秋
道尾秀介「鬼の跫音」(角川書店

やっぱり注目は北村薫さん6度目の候補で受賞なるか…でしょう。
作品が「鷺と雪」なのがちょっと弱いかなとは思いますが
「え?この作品で?」というのは直木賞の得意技ですから
なんとか受賞して欲しいものです。
個人的には北村さん、貫井さんの二作受賞というのがベスト。
でも映画「ゆれる」が好評だった映画監督、西川美和さんが
候補に入ってるのが気になるなぁ。(未読です)
選考会・発表は7月15日だそうです。
【7.4付記】
メッタ斬りコンビの予想が出ましたね。
大森望氏が◎北村薫『鷺と雪』、○西川美和『きのうの神さま』
豊崎由美氏が◎北村薫『鷺と雪』&道尾秀介『鬼の跫音』のW受賞
葉室麟秋月記』、▲西川美和『きのうの神さま』
当たるかなぁ。
http://web.parco-city.com/literaryawards/141/index.html