手塚治虫 予告編マンガ大全集

satkubota2009-03-23

よくぞ、こんな企画を考えてくれました。
ありがとう、ジェネオンさん…と言いたくなる本。
単行本をまるごと復刻するのも、それはそれで面白いですが
こういう予告編は、その当時の掲載誌以外では
目にする機会がないものなので貴重なもの。
リボンの騎士(少女クラブ・雑誌版)」から始まった
ジェネオン・エンタテインメントの手塚復刻企画も
「カラー秘蔵作品集」「ぼくのそんごくう」
それに今回の「予告編マンガ大全集」と
他社の復刻本とはひと味違った企画力が光ります。
ただ、本の価格設定がおかしくないか?
ほぼ同じページ数でカラーページのより多い
「カラー秘蔵作品集」より1800円以上も高く
同じ価格の「ぼくのそんごくう」と比べると
220ページ以上少なく、カラーページもグンと少ないのに。
マニア相手の本だと強気な価格設定になるもんです。