恩田陸「ブラザー・サン シスター・ムーン」

ブラザー・サン シスター・ムーン

ブラザー・サン シスター・ムーン

ねえ、覚えてる? 空から蛇が落ちてきたあの夏の日のことを。
本と映画と音楽、それさえあれば幸せだった奇蹟のような時間…。
恩田陸が描く、青春小説の新たなスタンダードナンバー。

楡崎綾音、戸崎衛、箱崎一、それぞれのパートが1章づつ、全三章。
ですが190ページ弱と少ないうえ
1ページの文字数もかなり少なめなのでサラサラと読めました。
瑞々しい青春小説といえば言えるんだけど
なんか物足りない気がしてしまいます。
装幀は秀逸でした。見開きの花の写真が印象的。
今年13冊目/3点(5点満点)