小島正樹「十三回忌」
- 作者: 小島正樹
- 出版社/メーカー: 原書房
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
しかし警察はこれを自殺として捜査を打ち切ってしまう。
それが不可解な連続殺人事件の始まりになった。
その一周忌には円錐形のモニュメントに真上から突き刺さった死体
三回忌には木に括りつけられさらに首を切られた死体
七回忌には滝に打たれ唇だけ切り取られた死体……と続いていく。
犠牲者はいずれも恒蔵の愛人の娘たちだった。
そして十三回忌を迎える。厳戒態勢のなか、やはり事件は起こった。
復讐の神が奇跡を起こす。今年度最大級のどんでん返しがあなたを待つ!
*
ひさしぶりに読んだ大仕掛けの探偵小説。
トリックもなかなかダイナミックで面白かったんですが
登場人物が弱いのと、探偵のキャラがまだ固まってないように感じました。
ただ、最後の最後に仕掛けられた「ヒネリ」がよく理解できないのですが…。
誰か教えて〜。
今年4冊目/3.5点(5点満点)