がんばれ!本の雑誌

satkubota2008-12-19

本の雑誌」最新号(2009年1月号)の編集後記を見てビックリ。
「2008年に入って急激に経営状態が悪化した」とあり
「存亡の危機」という言葉まで書かれている。
巻末のエッセイを書いている元編集長の椎名誠にも
「今月が最後になるかも…」と伝えたらしい。
もう20年ほど、この雑誌を愛読していますが
小さいながらも堅実な経営状態だとばっかり思い込んでいました。
思い返して見ればいくつかの転機があったようです。
(開くまで個人的に感じた転機です。起きた順番は不明)
椎名誠目黒考二が一線から退いた。
●印刷方法が、活字を使用の活版からコンピューターのDTPになった。
●それまで掲載を拒否していた本の広告が掲載されるようになった。
どれも時代の流れを考えれば、致し方のないものばかりですが
その都度、少し残念に思ったことを憶えています。
そんなことより、まだまだ頑張ってもらわないといけない雑誌。
われわれにできることは、出版物を買うことだけ。
まだ買ってない「おすすめ文庫王国2008」も買わなくっちゃ。