東野圭吾「聖女の救済」

聖女の救済

聖女の救済

男が自宅で毒殺されたとき、
離婚を切り出されていたその妻には鉄壁のアリバイがあった。
草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。
湯川が推理した真相は―虚数解。
理論的には考えられても、現実的にはありえない。

いまや超人気作家、ひがぴょんこと東野さんの最新作。
しかも、ガリレオシリーズだけに
ほっておいても売れていく本でしょう。
(実際とんでもなく売れてるようですが…)
それだけに、そんなに期待してなかったんですが
なかなか面白く、十分楽しませてもらいました。
個人的には「容疑者X」より、ずっと面白いと思います。
ただ、テレビドラマも映画も見てないのに
ふたりが登場する場面になると
福山雅治柴咲コウがダブってしまいました。
映像の力って、オソロシイ。
4点(5点満点)