森博嗣「もえない」

もえない―Incombustibles

もえない―Incombustibles

クラスメイトが死に、僕の名前を彫り込んだ金属片と手紙を遺していった。
不可解な事件に否応なく巻き込まれていく僕は、
自分の記憶がひどく曖昧なことに気づき…
記憶と罪の在処を探る、絶対零度の青春ミステリ!!

森さんにしては珍しいサスペンス小説。
なんだか乱歩の少年探偵団のようなお話です。
森さんの特徴であるウィットに富んだ会話もないし
ほかの部分でも「らしい」カンジがなかったので
森さんが書く必要のない小説に感じましたね。
3点(5点満点)