ディーン・R・クーンツ「ハイダウェイ」

ハイダウェイ (文春文庫)

ハイダウェイ (文春文庫)

雪の山道のドライブ、厳寒の川への転落、夫の溺死。
そしてその夫は緊急蘇生プロジェクトの実験台に…。
幼い一人息子を失って以来夫妻にとって死は身近なものだったが、
死よりずっと怖ろしい暗闇の世界がそこに待っていようとは。
日夜をわかたぬ悪夢との闘いの果てに、
この世のものならぬ“悪”の隠れ家(ハイダウェイ)での対決が。

1994年発売の文庫だから、14年も我が家で積読本になっていたもの。
まだまだ先輩も大勢いるんですが…。
小栗虫太郎黒死館殺人事件」なんて
30数年前に買ったものの、まだ未読ですしね。
さて、クーンツ。まだミドルネームの「R」が取れる前の作品。
最初からいきなりの手に汗握る場面の連続、
中盤からの怒濤の展開…は素晴らしかったんですが
ラストがやや弱かったかなぁ…。
3.5点(5点満点)