小路幸也「モーニング」

モーニング Mourning

モーニング Mourning

大学時代の親友の訃報に接した「私」は、
葬儀の席で大学時代バンドを組んでいた仲間と再会する。
葬儀を終えたとき、仲間の1人の淳平が自殺を口にする。
説得を試みる「私」と仲間たちだったが、封印してきた過去が浮上し…。

ちょっと奇妙な設定ですが、なかなかうまくできています。
「謎」が解かれる面白さもあり、
鮮やかなどんでん返しも…おっと、これはネタバレかな。
ただ、過去に仲間5人がとった行動に共感できず。
そこがちょっとひっかかってしまいました。
3.5点(5点満点)