拓未司「禁断のパンダ」
- 作者: 拓未司
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2008/01/11
- メディア: ハードカバー
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今年の受賞作は、
「この10年で一番美味しいミステリー。
いますぐフレンチが食べたくなる」大森望(翻訳家・評論家)、
「美食というのは体に毒だ。でもこのミステリーでなら大丈夫。
ごちそうさま!」香山二三郎(コラムニスト)、
「まさしく美味――この美食ミステリーを『このミス』大賞に迎えられたことを、
選考委員として誇りに思う」茶木則雄(書評家)、
「グルメファンは大注目」吉野仁(書評家)と、
選考委員から絶賛された★★★の美食ミステリー。
新進気鋭の料理人と、鋭い味覚をもつ元料理評論家が覗くグルメ界の闇とは……。
*
単行本うしろの選評(上の出版社紹介文はいいとこ取りですよ)に
ミステリーとしては弱いが、料理の表現が補って余りある…
とありますが、わたしも同じ感想です。
ただし、後半はあまりに○○(あえて伏せ字に)になってしまい
あまりいい読後感ではありませんでした。
とくに最後の一行は果たして必要だったのか?
3点(5点満点)