貴志祐介「新世界より」
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/24
- メディア: 単行本
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1000年後の日本。伝説。消える子供たち。
著者頂点をきわめる、3年半ぶり書き下ろし長編小説!
子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。
一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。
いつわりの共同体が隠しているものとは――。
何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる!
*
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/24
- メディア: 単行本
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人類が手にしたのは、神の力か、悪魔の力か。
空前絶後のエンターテインメント、ついに佳境!
八丁標の外に出てはいけない――悪鬼と業魔から町を守るために、
大人たちが作った忌まわしい伝説。いま伝説が、「実体」となって町に迫る。
新しい秩序とは、おびただしい流血でしか生まれないのか。
少女は、決死の冒険に身を投じる。
*
上下巻あわせて千ページを優に越え
原稿用紙にして1900枚という大長編。
千年後の世界という違った世界観をつかむまでは
ちょっと時間がかかるが、
そのあとはまさに怒濤の展開といってもいいでしょう。
呪力を持った人間に対して、ある機構が働くんですが
それがラストには活かされてくるという仕組み。
出版元の講談社には特設サイトがあり
「読み解くキーワード」なる別ウィンドウも用意されていましたが
そのイラストは、なんと著者本人が書かれているようですよ。
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/newworld/
4点(5点満点)