犬の老いじたく〜愛犬の老化と向き合うために
犬の老いじたく―愛犬の老化と向き合うために (角川SSC新書)
- 作者: 中塚圭子
- 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2008/03
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ある日を境にして、後ろ脚が衰えてソファーに飛び乗れなくなったり、
食べ物への執着からゴミ箱をあさったり、
あるいは認知症での奇行が起こったり…。
これらの老化現象がどのようにして始まるのかを
知っている飼い主は意外に少ない。
犬が老いるとどのようなことが起きるのか、
どう対処すればいいのか、さらにはどうやって看取ればいいのか―。
老犬専門の教室を営む著者が、生徒たちの身に起きた実例を示しながら、
その対策までを開示する。
*
中塚先生、おまたせしましたぁ〜。
うちの「はな」が、お世話になっている
ドッグスクール「ドルチェカーネ中塚」の主宰者、中塚圭子先生の新刊です。
これまで、しつけに関する著書は何冊か出されてますが
老犬のことを本にされるのは初めて。
内容は…
第1章 空前の老犬時代の到来
第2章 犬たちの老化現象
第3章 老犬力を鍛えるレッスン
第4章 愛犬のすこやかな老いを願って
という章立てで、説明されています。
環境が整備されて蚊が媒介するフィラリアが減ったことや、
冷暖房が完備された室内での飼育が一般化したこと、
フード・医薬品の向上などにより
犬の平均寿命は20年前に比べると
2倍近くに伸びているというデータもあるようですが
「老い」は、どの犬にも避けられないもの。
逆に「老犬」の期間が長いということでもあります。
うちの犬は、3才になったばかりですが
心構えだけは、しておきたいものです。