犬の老いじたく〜愛犬の老化と向き合うために

satkubota2008-03-21

犬の老いじたく―愛犬の老化と向き合うために (角川SSC新書)

犬の老いじたく―愛犬の老化と向き合うために (角川SSC新書)

犬は7歳からシニア世代となる。
ある日を境にして、後ろ脚が衰えてソファーに飛び乗れなくなったり、
食べ物への執着からゴミ箱をあさったり、
あるいは認知症での奇行が起こったり…。
これらの老化現象がどのようにして始まるのかを
知っている飼い主は意外に少ない。
犬が老いるとどのようなことが起きるのか、
どう対処すればいいのか、さらにはどうやって看取ればいいのか―。
老犬専門の教室を営む著者が、生徒たちの身に起きた実例を示しながら、
その対策までを開示する。

中塚先生、おまたせしましたぁ〜。
うちの「はな」が、お世話になっている
ドッグスクール「ドルチェカーネ中塚」の主宰者、中塚圭子先生の新刊です。
これまで、しつけに関する著書は何冊か出されてますが
老犬のことを本にされるのは初めて。
内容は…
第1章 空前の老犬時代の到来
第2章 犬たちの老化現象
第3章 老犬力を鍛えるレッスン
第4章 愛犬のすこやかな老いを願って
という章立てで、説明されています。
環境が整備されて蚊が媒介するフィラリアが減ったことや、
冷暖房が完備された室内での飼育が一般化したこと、
フード・医薬品の向上などにより
犬の平均寿命は20年前に比べると
2倍近くに伸びているというデータもあるようですが
「老い」は、どの犬にも避けられないもの。
逆に「老犬」の期間が長いということでもあります。
うちの犬は、3才になったばかりですが
心構えだけは、しておきたいものです。