柴田よしき「やってられない月曜日」

やってられない月曜日

やってられない月曜日

私、高遠寧々、28歳。実はコネ入社だけど、いちおう大手出版社経理部勤務。
彼氏なんていなくても、気の合う同僚もいるし、お気楽な一人暮らしを満喫中。
でも、そんな平凡な日々にも、いろんな事件は潜んでて
不倫、リストラ、社内イジメ。「あるあるある!」って思わず呟いちゃう、
本音満載のワーキングガール・ストーリー。

あ〜、やっぱりウマイなぁ、柴田さん。
思わず引き込まれてしまいます。
主人公の寧々は、ある趣味を持っているんですが
そのあたりのキャラ設定が、話の幅をグンと広げて効果的です。
「気の合う同僚」も、負けず劣らずなかなかいいキャラ。
最後にはホロリとさせられる場面もあったりして
読後感も爽やかでした。
3.5点(5点満点)