2007年ベスト10

satkubota2008-01-01

勝手に元日恒例、2007年に読んだ本、ベスト10の発表です。
去年読んだ本は119冊と前年を少しだけ上回りました。
その結果…
第1位 金城一紀「映画篇」
    いまいち話題にならないけど、とってもいいですよ。
第2位 有川浩「図書館危機」「図書館革命」
    どちらも甲乙つけがたい面白さなので…
第3位 池井戸潤空飛ぶタイヤ
    意外といっては失礼ですが、ぶっとぶ面白さ。
第4位 桜庭一樹赤朽葉家の伝説
    これもビックリ。3章でトーンダウンするのが惜しい。
第5位 有川浩「海の底」
    またまた有川さん。面白いです。
第6位 森見登美彦有頂天家族
    いまのところ著者最高傑作なのでは…
第7位 J・ディーヴァー「ウォッチメイカー」
    どんでん返しの連続。
第8位 宮部みゆき「楽園」上・下
    安定したウマさが光ります。
第9位 近藤史恵サクリファイス
    短い話ですがドラマチックでした。
第10位 重松清「青い鳥」
    うまいとあざといのギリギリの線。
…という結果になりました。
読んだ直後の点数と順位が前後している
ところもあるかもしれませんが
時間がたっても印象が薄れないものが
上位にきた結果ということで…。
上記以外に挙げるとしたら
小路幸也「東京公園」、重松清カシオペアの丘で」
北村薫「1950年のバックトス」、万条目学「鹿男あをによし
奥田英朗「家日和」、佐藤多佳子「一瞬の風になれ」あたりか。
今年もすでに面白そうな本が目白押しです。楽しみ。