手掛りはここにあり

satkubota2007-12-30

いまから25年前に中央公論社(現在は中央公論新社)から
発売された捜査ファイルミステリーシリーズ。
その第4弾のタイトルが「手掛りはここにあり」です。
シリーズタイトル通り、警察のファイルの体裁になっており
途中のページには証拠品が
写真ではなく現物としてはさまれています。
掲載の写真は左から「ペキニーズ(犬)の毛」
「銀いろのヘアピン」「22口径拳銃の薬莢」。
他にも現場に落ちていた「紙マッチのカバー」や
「紙おしろい」「セメントの粉末」など計16点。
しかも結末は袋とじになっているという凝った造りなんです。
第1弾「マイアミ沖殺人事件」から始まって
「誰がロバート・プレンティスを殺したか」
「マリンゼー島連続殺人事件」と、この本でシリーズは完結。
わたしは第3弾の「マリンゼー」だけ
証拠品がつまらなかったので持っていないんですが
いまとなったら、これも買っておいたら良かったなぁ。
たまにヤフオクにも出てるみたいですが…。