海堂尊「ブラックペアン1988」

ブラックペアン1988

ブラックペアン1988

外科研修医・世良が飛び込んだのは、
君臨する“神の手”教授に新兵器導入の講師、
技術偏重の医局員ら、策謀渦巻く大学病院。
大出血の手術現場で世良が見た医師たちの凄絶で高貴な覚悟。
驚愕手術の結末とは!

なぜか好評の「バチスタ」シリーズは読んだことがなかったので
これが初めて読む海堂さんの作品。
どうやらこれは「バチスタ」の番外編になるようですね。
さすがに本職、病院や手術のシーンはなかなか迫力があるものの
ちょっと話を作りすぎた印象が残りました。
キャラクターも個性豊かな面々がたくさん出てくるんですが
うまく活かしきれてないカンジ。
キャラの設定とストーリーにブレというかズレもあったのでは。
3点(5点満点)