雫井脩介「ビター・ブラッド」

ビター・ブラッド

ビター・ブラッド

ベテラン刑事の父親に反発しながらも、同じ道を歩む息子の夏輝。
夏輝がはじめて現場を踏んでから1カ月が経った頃、
捜査一課の係長が何者かに殺害された。
内部犯行説に、曲者揃いの刑事たちは疑心暗鬼に陥るが…。

あらら、まったく面白くなかったですねえ。
反発している父親との距離の取り方も納得できないし
キャラクターもイマイチ、ユーモアもまったく空回り。
肝心の警察内部や捜査の様子も
全然リアリティが感じられませんでした。
ネットでの感想を見ると、おおむね好評のようですが
ここまで相性の悪い本はひさしぶりか。
あ、「正義のミカタ」があったか…。
2.5点(5点満点)