仙川環「ししゃも」

ししゃも

ししゃも

リストラされ故郷に戻った恭子が目にしたのはさびれた町の風景だった。
このままでは町にも自分にも明るい未来はない。
そんなとき出会った地元の美味しいししゃも。
虹色ししゃもで町おこしだ! 恭子は売り込みに奮闘するが…。

山あり谷ありだけど、最後は町おこしに成功する
ほのぼのサクセスストーリー…だと思っていたんですが
なんと、これ、ミステリーなんですね。
鍵を握る謎の人物の失踪…といえば、まさしくミステリーの王道。
ですが作者はそれほどミステリーを意識してないのでは?
それに、せっかくの面白い題材の「ししゃも」なんですから
もっと突っ込んだ話を読みたかったかなぁ。
3点(5点満点)