重松清「青い鳥」

青い鳥

青い鳥

村内先生は中学の非常勤講師。
国語教師なのに吃音を持つ先生の、一番大切な仕事は、
ただ「そばにいること」。「ひとりぼっちじゃない」と伝えること。
いじめ、自殺、学級崩壊、児童虐待……子どもたちの孤独にそっと寄り添い、
だからこそ伝えたい思いを描く感動作。
すべての中学生、中学生だったすべての大人に捧げる救済の書。

どうして、こんな話が書けるんでしょう。
どうして、こんな言葉がでてくるんでしょう。
途中の感想でも書きましたが
こんな話が書けるのは重松さんしかいないと言っても過言ではないはず。
ただもう物語に魅入られるだけです。
4点(5点満点)