三津田信三「首無の如き祟るもの」

首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)

首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)

一族の安寧を祈る祭りの最中に双子の妹が首のない死体となって発見される。
それが連鎖するかのように連続首無し殺人事件となって、
山間の村を恐怖に陥れた。
茫然自失の驚愕トリック!シリーズ最高峰!

しっかり読み込むほどに、解決していくときの
ロジックの心地よさに浸れる本格ミステリーといえるでしょう。
わたし自身は最近、そこまで読み込まないのですが…。
ただ、独特の雰囲気を出すためか
漢字の読み方に、凝ったものが多く出てきて
少し読んでは「これなんて読むんっだっけ?」と
つっかえてしまうことしきりでした。
3.5点(5点満点)