ミステリーYA!

理論社から今月刊行が開始されたミステリーシリーズ。
理論社だけに対象は「小学6年以上ルビ付き」となっているので
講談社のミステリーランドとダブってくるんでしょうか。
第一回の配本は、折原一「タイムカプセル」、山田正紀「雨の恐竜」
篠田真由美「王国は星空の下」の3冊。
次回の配本は4月に予定されているようで、
永井するみ「カカオ80％の夏」と柳広司「漱石先生の事件簿」の2冊が。
以下、大倉崇裕、柴田よしき、北森鴻、あさのあつこ、坂木司、
有栖川有栖、井上夢人、恩田陸、倉知淳、松尾由美など淙々たるメンバー。
ミステリー作家を中心にピックアップしてしまいましたが
全体を見ると、講談社の「ミステリー作家」に対して
「エンターテイメント作家」という範疇のメンバーでしょうか。
個人的には、講談社ミステリーランドは
大人向けと子供向けの間の中途半端な作品が多いように感じるのですが
こちらはどうでしょうか？
（山田正紀「雨の恐竜」がなかなか面白いとの情報もあり）