沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」

彼女がその名を知らない鳥たち

彼女がその名を知らない鳥たち

十和子は淋しさから、飲み会で出会った
うだつの上がらない中年男・陣治と関係を持ち、
なんとなく一緒に暮らすようになる。
ある日、陣治の部屋で、昔の男から贈られたピアスを発見する。
何故ここに…。十和子が選んだ驚くべき行動とは!
壊れかけた女、人生をあきらめた男。
ダメな大人が繰りひろげる100%ピュアな純愛サスペンス。

評論家・池上冬樹さんが本の雑誌朝日新聞読書欄で取り上げ
ちょっと気になっていたこの小説。
図書館で見かけたので借りてみました。
全体の雰囲気は、貴志祐介さんの傑作「黒い家」を
思い出してしまったんですが
イマイチ乗りきれませんでした。
最後にはどんでん返しも用意してあって
それなりに面白い作品だとは思うんですが…。
アマゾンのレビューではすこぶる好評のようです。
3点(5点満点)