永井するみ「ダブル」

ダブル

ダブル

被害者女性の特異な容貌から注目を浴びていたひき逃げ事件、
痴漢容疑をかけられた男の転落死…
これらの未解決事件の裏には、ある女性の影が見え隠れしていた。
事件の謎を追う女性ライターが辿り着いた驚愕の真実とは!?

この前読んだ永井さんの「さくら草」がイマイチだったので
心配してたんですが、これは面白かったですねえ。
最初は何気ない日常が、だんだん歪んできて…という話。
途中で「犯人」がわかるんですが、それが…。
読み終わったあと、タイトルの「ダブル」に納得です。
ホント、こわいお話でした。
4点(5点満点)