ジェフリー・ディーヴァー「12番目のカード」

12番目のカード

12番目のカード

ありふれた強姦未遂事件はほんの始まりだった。
その陰に潜む、アメリカの歴史を揺るがす大スキャンダル。
最先端の科学捜査技術を駆使して、
「140年もの」の証拠物件を解明できるのか?
ライムの頭脳が時空を超える!

いやぁ、今回も面白かった。
どんでん返しにつぐ、どんでん返し…
最後まで息つく間もないスピーディーな展開でした。
ラストも最初からの謎が一気に溶けて
胸のすく終わり方でした。
また、翻訳の池田真紀子さんもうまいですねえ。
翻訳物にありがちなギクシャクしたところがなく
非常に読みやすかったです。
アメリカではもう次のライムシリーズが出ているとのことで
楽しみに待っていましょう。
4.5点(5点満点)