有栖川有栖「乱鴉の島」
- 作者: 有栖川有栖
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/06/21
- メディア: 単行本
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手違いから目的地とは違う島に連れて来られてしまう。
通称・烏島と呼ばれるそこは、その名の通り、数多の烏が乱舞する絶海の孤島だった。
俗世との接触を絶って隠遁する作家。謎のIT長者をはじめ、次々と集まり来る人々。
奇怪な殺人事件。精緻なロジックの導き出す、エレガントかつアクロバティックな結末。
ミステリの醍醐味と喜びを詰め込んだ、最新長編。
*
う〜ん、つまんなかったですねえ。
登場人物のキャラがいまいち立ってないから
最後に犯人がわかったときにも、「あ、そうですか…」というカンジ。
話の核になる「ある技術」も、物語をひっぱってくほどの魅力がなかった。
特長のある人物もあまり話にからんでこなかったし。
2.5点(5点満点)