島田壮司「溺れる人魚」

溺れる人魚

溺れる人魚

泳ぐことさえできなくなった元天才水泳選手が自殺し、
その「原因」を作った医師が殺害された。
しかし不可解なことに、離れた場所であったにもかかわらず、
同じ時間に同じ拳銃が使われたというのだ…。

表題作を含む短編4話(中編1話+短編3話?)の構成。
表題作の「溺れる人魚」のみ書き下ろしで
2話目と3話目は旧著「名車交遊録」からの再録。
4話目は「島田壮司『異邦の扉』に還る時」からの再録です。
2話目に入ったところで、「なんか違うぞ…」と中断。
どうやら表題作のみミステリー仕立てになっているようです。
ですから全体の感想が書けません。ほかの人の感想をどうぞ。