盲導犬の不思議

satkubota2006-04-28

今朝、電車に乗ると、盲導犬を連れた女性の方が前の席に座られました。
黒ラブで、毛が抜けても大丈夫なようにでしょうか
スモックのような服を着て、その上からハーネスを付けています。
テレビでもよく特集されている盲導犬ですが
よく考えてみるとわからないことや、不思議なこともいっぱい。
わたしも最近になって知ったことですが、
目的地まで安全に盲導犬が連れていってくれる…と思ってませんか?
もちろん、そんなことはなく飼い主の視覚障害者の方(ユーザー)が、
事前に道順を把握しておいて犬に指示を出しているワケですね。
盲導犬は危険なところや段差などを察知して
誘導はしてくれますが、道案内まではしてくれません。
信号でも犬は赤色の区別ができないので、
横断歩道の渡り口を探して、そこで停止するまでが仕事。
ユーザーが、車の流れなどを聴いて
渡れるかどうかを判断しているということです。
日本盲導犬協会のHPを見てて、ビックリしたのは
野犬や放し飼いの犬などに自分(盲導犬)が襲われたときには、
反撃すると主人に危害が及ぶこともあるので、
何もしないでじっと耐えていることになっている…そうです。
辛いなぁ、盲導犬も。
先日のぞいたペットグッズの店では
盲導犬サポーターの意思表示であるオレンジバンドも売られていました。
GUIDE DOG SUPPORTERSという刻印があるようですね。

写真は日本盲導犬協会のHPの「フォトギャラリー」から勝手にお借りしてきました。
福島県初の盲導犬候補の子犬(生後4、5日)たちだそうです。
他にもカワイイ写真がいっぱい。一度見て下さい。
http://www.moudouken.net/